こんにちは、講師の西ケ谷です。
今回は「コードって全部でいくつあるんですか?」についてお話しようと思います。
コードって全部で何種類あるの?
コードを覚えて2曲くらい弾けるようになった中学生からよく受ける質問です。
そういえば、いくつあるんでしょうね?
まずCなんちゃらがいくつあるか数えてみましょう。
実際に数えてみた
C,C7,Cmaj7,C6,Csus4,Cadd9,
Cm,Cm7,Cm7(-5),Cm6,
CmM7,Cdim,Caug
コード伴奏でよく使われるコードを書き出してみました。
ここまでで13個あります。
それに加えて、テンションコードと言われるC7(9)などを加えていくと、どえらい数になります。
まだ終わらんよ。
これにオンコードというやつ(D/CとかDonCとか)を数えていったら吐きそうですね。
Cなんちゃらで、しかもよく出てくるやつで13個!それを掛けること12!
156個!
なぜ12かというと、C.C#(D♭)D.D#.(E♭)E.F.F#(G♭)G.G#.(A♭)A.A#.(B♭)Bと頭のアルファベットが12個分あるのです。かっこの部分は、左隣の同じ音なのでカウントしないでください。
こんなにたくさん覚えられないっす
156個覚える必要はもちろんありません。
ギターは形で覚えられる楽器なので、怖がることはありません。
しかも、カポタストをつかえば更に覚える必要が無くなります。
(C→F→Gも4フレットにカポタストをはめればE→A→Bになります。)
年に1回、会うか会わないかわからないコードもありますしね。
全てのコードを完全に覚えようとすることはあまり得策ではありません。
音楽は、曲になっていて初めて理解されると思います。
コード一つ一つはパズルのピースのようなものです。必要なピースだけを、先ず覚えましょう。
今回はまとめるのが難しいです。
「コードは凄くたくさんある」ってことでドロンします!
藤木先生理論で言えば、「コードは、7つの形を覚えたらええねん」と仰っておりました。
次回は藤木先生にお話を聞き、その7つの形についてお話しようと思います。ではまた。
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